次のようなところにはシーリング材が用いられています。 ■サッシ回り ■開口部回り ■パネル相互の接合部分...など パテだれというのは、これらが気温の上昇で軟化し、表面がずれて一部しわ状のものが、その表面目地部分に現れる状態のことをいいます。
シーリング材としては、以前は、魚油に炭酸カルシウムやアスベストなどを混入して練り上げた、パテやコーキング材が多く使用されていました。 そして、それらの材料は、太陽熱で垂れ下がってしまったことがあるので、それ以来、シーリング材に対してもパテだれという言葉が用いられるようになりました。 ちなみに、シーリング材も種類は多いですが、用途に応じた選定を行えば、パテだれのおそれはありません。