住宅ローンの金利比較ガイド その1



固定資産税に不服があるときは?

課税標準と固定資産税評価額とは?

課税標準というのは各市町村が決めている土地や建物の評価額のことで、通常は固定資産税評価額が課税標準になります。

一方、固定資産税評価額というのは、実際に売買される取引価額ではなくて、各市町村役場にある固定資産課税台帳に記載されている価格になります。

課税台帳は土地と建物それぞれにあって、通常評価額はどちらも実勢価格よりも低くなっています。

負担調整措置とは?

評価額というのは、通常は3年ごとに調査が行われて見直されます。

このとき、実勢価格よりも低いからといっても、地価が急上昇すると評価額も上昇しますので、税額が大幅に増えてしまうことになります。

そこで、このような急激な税負担の増加がないように調整が行われることを「負担調整措置」といいます。

また、1994年からは土地の評価額については実勢価格との乖離を是正するために地価公示を基準にして70%を目安に大幅な見直しが行われています。

ただし、急激な負担増を招くおそれもありますので、あらかじめ負担調整措置だけでなく激変緩和策も適用されています。

固定資産税に不服があるときはどうしたらよいのでしょうか?

通常、固定資産税評価額については、3月1日から20日までの期間に各市町村で固定資産課税台帳を縦覧することができます。

もし、このとき評価額に対して不服があるときは、3月31日までに市町村に設置された固定資産評価審査委員会に審査の申し出をすることができます。

ただし、申し出がないと台帳の評価額は確定してしまいますので注意してください。


マイホームの消費税は?
マイホーム取得時の不動産取得税は?
固定資産税の納め方
固定資産税に不服があるときは?
仲介手数料の金額は?
登記時の司法書士、土地家屋調査士の報酬は?
不動産取得税の軽減措置を受け方は?
固定資産税の軽減措置の受け方
都市計画税の納め方は?
契約時の保険料?
新築マンションの設備
中古一戸建てのメリット
手付け解除
重要事項説明
千鳥配置の街並み
ラーメン構造と壁式構造
土地を買って建物を建てる方法
重要事項の説明
内覧会
売買契約書の危険負担・契約違反
大規模・小規模マンション

Copyright (C) 2011 住宅ローンの金利比較ガイド その1 All Rights Reserved