一戸建て購入の際のポイントはどのようなものですか?
一戸建てを購入するときには、次のようなポイントを確認するようにします。
■優良住宅取得支援制度(フラット35S)の活用
優良住宅取得支援制度(フラット35S)というのは、省エネルギー性、耐震性、バリアフリー性、免震住宅、耐久性・可変性のうち、いずれか1つ以上の性能基準を満たす住宅であれば、当初5年間金利が0.3%軽減されるという制度です。
この制度を活用することで、質の高い住宅取得と低金利の優遇を受けることが可能です。
ただし、受付は年2回となっていて、第1回の受付の枠を超える場合には、第1回目の終了予定日(7月31日)より前に受付が締め切られることもありますので、早めに問い合わせるようにしてください。
■住宅メーカーのフラット35の検討
フラット35の利用先としては、住宅メーカーと提携するモーゲージバンクがありますが、希望する住宅がモーゲージバンクの窓口かどうかは確認してみてください。
具体的には、例えば、日本住宅ローンは、積水ハウス、ダイワハウス、住友林業、セキスイハイムを経由した申し込みに限定されます。
また、旭化成モーゲージなど、大手建設業者専用のフラット35の提携ローンを活用できるのであれば、手続きは比較的簡単で相談もしやすいです。
■ミックスプランなどの活用
「フラット35パッケージ※」や財形住宅融資とフラット35の組み合わせでは100%の借り入れも可能です。
※フラット35と民間金融機関の固定金利選択型や変動金利型を組み合わせたものです。
建売住宅の場合はどうですか?
建売住宅の住宅メーカーは民間金融機関と提携するだけでなく、モーゲージバンクのフラット35を利用できる場合があります。
建売住宅では、住宅は完成していることも多いので、融資実行時の金利表示をそのまま利用できるケースもあるかと思いますが、住宅建設なら住宅完成後の金利が採用されることになりますので、金利の動向には注意が必要です。 |