変動金利と固定金利ではどちらが有利なのでしょうか?
変動金利と固定金利を選ぶ際の重要なポイントとしては、今後のライフプランの変化や金利情勢などがあります。
一般的には、金利の上昇局面では固定金利型が有利で、金利の下降局面では変動金利型が有利であると言われていますが、これらは、今後の金利変動のペースや、当初の金利水準によっも異なりますので一概には言えません。
ちなみに、今後の金利情勢から金利タイプを選択する場合には、変動金利と固定金利のだいたいの損益分岐点を把握しておくとよいと思われます。
今後のライフプランの変化から見て有利なのは?
今後のライフプランの変化から見た場合には、次のような点に注意して金利を選択したいものです。
■共働き夫婦の場合は、配偶者が退職したとしても返済ができるようにしておく。
■これから子供を作る予定の場合は、小学校に入学するまでの期間は金利変動を避けるようにする。
■教育費がかさむ高校入学から大学入学までの期間は、金利変動を避けるようにする。
■返済が退職後にも及ぶ場合には、その時期の返済負担は軽くなるようにする。
ちなみに、住宅ローンを組んだ後、ある程度短期間で収入が増えるのが確実であるとか、教育費の負担が減るという場合には、変動金利型が当初金利が低くて返済額が少ないので有効かと思われます。 |