預金連動型ローンとはどのようなローンなのですか?
預金連動型ローンというのは、住宅ローンを利用している金融機関の口座にある預金残高の分については、利息が軽減されるというものです。
これには、ローン利息をキャッシュバックするタイプと、預金残高分だけ金利がゼロになるタイプがあります。
この預金連動型ローンは、次のような人が利用すると便利です。
■預金はあるけれど、将来使う予定があるので繰上返済はしたくない。
■毎月貯蓄はできるのだけれど、できれば手元に置いておきたい。
預金連動型ローンにはどのようなメリットがありますか?
預金連動型ローンには次のようなメリットがあります。
■預金残高分のローン金利がゼロになるので、預金を手元に残しながら繰上返済をしたのと同じ効果があります。また、預金部分は普通預金なので、自由に引き出すことができ、将来の教育費や生活費の増大の際にも安心です。
■普通預金の残高部分について、実質的にローン金利+ローン減税分の金利で運用できたことになり、資産運用としてのメリットがあります。また、保証料がかからないので経費の軽減にもなります。
■繰上返済をすると住宅ローン残高が減少しますので、住宅ローン控除額も減ることになるのですが、預金連動型ローンを利用すると、住宅ローン残高は減りませんので、繰上返済と同じ効果を受けつつ、減税の効果も受けることができます。
■預金連動型ローンを利用すると、繰上返済と同じ効果を受けながら、団体信用生命保険のメリットを最大限に受けられます。また、ローンの契約者に万が一のことがあったとしても、預金部分はそのまま家族に残すことができます。 |